[オベロイ]大好き駐在員が力説！Oberoiグループのここがすごい！2/4

インドのオベロイホテルグループはご存知でしょうか。インドのオベロイさんが創業した、インドの５つ星ラグジュアリーホテルです。インドに旅行するなら、そして駐在など現地に住むのであればぜひ一度宿泊していただきたいお勧めホテル❤️

オベロイホテルが大好きな元インド駐在員が解説する、オベロイホテルのおすすめポイントをご紹介します。なお、こちらは4つに分けてご紹介しています。１つ目の記事はこちらからどうぞ！

お客様だけでなく従業員(スタッフ)も大切にする企業

経営者が足を運び、履歴書も全て目を通す

スタッフとなる人を採用する際には、技術面の優秀さではなく、個人の価値観などその人となりをみて採用をするのだとか。ジャイプールのオベロイを創業する際には、約200名の採用枠に対してなんと9,000通も応募があったよう！それでも経営陣は42日間かけて18都市を訪れて採用面接をしたそうです。インドはかなり国土が広いですが、採用には地理的制限を設けていないことも、多くの人にチャンスがありますね。（参考：日経BP『創業メンタリティ　危機を救い、さらに企業を強くする３つの戦略』）

入社後、家族もご招待

入社してから3ヶ月の間に、一人ずつホテルのレストランに呼ばれて、経営陣とお食事をするのだとか🌟しかも、これには家族も招かれるようです。さらに入社6ヶ月には、チームで記念写真を撮ってそれをご家族に送付するのもオベロイの通例なのだとか。（参考：日経BP『創業メンタリティ　危機を救い、さらに企業を強くする３つの戦略』）インドは現代の日本に比べて、家族の結びつきを大切にしていますし、そんなインドならではの心遣いではないでしょうか🌟スタッフの中には、かなり遠方から働きに出ている人もいるでしょうし、そういう離れ離れになった家族にとって、本人の写っている写真が届くのはすごく嬉しいと思いますし、安心できるでしょうね！

オベロイのメンバーとして勤務するスタッフだけでなく、その家族のことも考える。こんなところにも、オベロイらしい気遣いが見られます。接客業で顧客が喜びを感じるときって、予想以上のなにかがあった時だと思うのです。オベロイは、その喜びをスタッフや家族にも提供することで、さらなるオベロイファンを増やしているのではないかと思います。

お気持ちは直接ではなく・・・

オベロイホテルには、チップがありません。というよりも、「個々のスタッフへ直接チップを渡すのではなく、御心付は封筒に入れてフロントにお渡しください。」とお部屋の案内に書いてあるのです。もし、特別に何かしてくれた方がいらして、その方に感謝を伝えたい場合は、その方の名前を書けば良いそうです。それなので私は毎回、感謝の簡単な手紙とチップを封筒に入れてチェックアウトの時に渡しています。ベッドメイキングなどお部屋の清掃をしてくださる方へ、ベッドにチップを置いて、それ以外で特別何かあった時だけフロントに渡す。という方法をとられている方もいらっしゃるそうで、チップの渡し方は様々なようです。

直接ではなく、封筒に入れて渡すという方法がなぜとられているかはわかりませんが、おそらく直接お客様と関わるお仕事以外の方にもきちんとチップが行き渡るようにということなのではないかな、と思っています。

従業員にも判断を任せる

オベロイホテルのスタッフは、ある程度サービスを提供する際の判断が任されています。具体的に金額も決まっているという話も聞いたことも・・・。例えば、１つ目の記事に書かせていただいた、デザートプレートをサービスしてくれた場合ですが、通常ならばデザートプレート分の料金が発生するはずです。ですが、お客様には言われてないけれどもサービスしたほうが良いのではないかと自ら考え、そしてそれをすぐに行動に移してくださいました。そうした現場で瞬時に最高・最良の判断ができるようそれぞれのセクションのスタッフは、ある程度の裁量を任されているようです。

会社や経営陣から、大切にされている/自分を見ていてくれていると実感できることは、働く上でかなりモチベーションになるのではないかと思います。そして、一般のスタッフも上層部からある程度の裁量権をもらうことにより、自分を信頼してもらえているという安心感と自信から、さらにお客様へワンランク上のサービスを提供できているのではないでしょうか。オベロイホテルに宿泊をしていて思うのが、決して悪い意味ではなく良い意味で、スタッフがオベロイのスタッフとしてのプライドを持って働いていらっしゃるということがひしひしと伝わることです。

次の３つ目では、独自のスクールについてご紹介します❤️

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