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元インド駐在員が解説!IndiGo Promiseとは?

元インド駐在員が解説!IndiGo Promiseとは?

こんにちは、元インド駐在員のなつきです。

インドで大人気の航空会社IndiGoで予約をする際には「IndiGo Promise」というオプションをつけることができます。IndiGoの予約方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

IndiGo Promiseとは?

IndiGoの航空券を予約していると途中で表示されるIndiGo Promiseの追加サービスの有無。一体どういうサービスなのかわからないと、つけるかどうか迷いますよね。IndiGo Promiseは、フライトの遅延やキャンセル、ロストバゲージが発生した際の救済措置のことです。しかもたった49ルピー(日本円で78.3円、2019年4月某日現在)で。

IndiGo Promiseの条件

IndiGo Promiseをつけるには下記のような条件があります。

  • 対象者:インファント(乳児)を除く、インド国内線利用者全てで、IndiGo Promiseを申し込んだ人
  • IndiGo Promiseの料金(Rs49)をIndiGoのホームページまたはコールセンターにて支払った人。このRs49は搭乗者がフライト予約をキャンセルした場合を除き、払い戻し不可
  • 予約は、元々の運航スケジュールの出発時間の2時間前まで。Web Check-inを含め、チェックイン手続きをしたあとの追加は不可

IndiGo Promiseの救済措置内容

IndiGo Promiseをつけると、下記のような救済措置が受けられます。

  • 不可抗力*を除くIndiGo側の理由によりフライトがキャンセルされた場合、Rs1,000の予約バウチャー(Booking Voucher)の提供
  • 60分から119分以内の遅延の場合:Rs500の予約バウチャー(Booking Voucher)の提供(ただし不可抗力*での遅延を除く)
  • 120分以上の遅延の場合:Rs1,000の予約バウチャー(Booking Voucher)の提供(ただし不可抗力*での遅延を除く)
  •  受託手荷物のロストバゲージ:受託手荷物として預けた荷物がロスバゲしてしまった場合、運送約款に記されている責任総額の25%を追加で受けることができる。例:Rs88/kg。ただし、支払限度額はRs20,000/-まで。

*不可抗力:天候、機材トラブル、テロ、天災、軍事的理由、ストライキ、暴動、爆発、政府からの規制、内戦、人員不足、などIndiGoのコントロールを超えた事象が起き、IndiGoがスケジュール通りにフライト運航をすることが難しい場合。

※ただし、遅延の後にキャンセルになった場合は、キャンセル時の救済措置のみ受領可能

IndiGo Booking Voucherの使用条件

  1. インディゴのサイトで、インドルピー(INR)で支払われた航空券
  2. 上記航空券で、Booking Voucherが発行されてから90日以内の利用が可能。(いかなる場合でもVoucherの使用期限の延長なし)
  3. 新しい予約の航空券や諸税、機内食や事前の追加受託手荷物料金、プレミアムシート、などのIndiGoの航空券やサービスに対してのみ利用可能
  4. 譲渡、交換、現金化不可
  5. バウチャー記載額の一部のみ使用された場合、残高は没収される。バウチャーを利用して予約した航空券をキャンセルした場合、そのバウチャーは再発行されず、またバウチャーによって支払われた金額も返金なし。

ちなみに、IndiGo Booking Voucherは遅延やキャンセルが発生してから、48時間以内に発行されます。

果たしてIndiGo Promiseをつけるべきか?

私個人の感想としては、あくまで何かあったときのための保険だと思います。ですが、ちょっと疑問に思ったのが、このBooking Voucherが発行されるのはどんな時かということです。インドでフライトが遅延したり、キャンセルになるのは天候の理由や機材繰りによるものがほとんどです。でも、それらは不可抗力としてバウチャー発行の対象外となってしまうのであれば、これが発行されることはあるのか・・・?

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