n

[ボリウッド映画]恋する輪廻オームシャンティオーム(Om Shanti Om)

Om Shanti Om/恋する輪廻オームシャンティオーム

Om Shanti Om

本日ご紹介するボリウッド映画はOm Shanti Om、和名:恋する輪廻オームシャンティオーム。この映画は日本でも日本語吹き替え版でDVD化されて販売されているほどで、初めてボリウッド映画に挑戦する人にもオススメの映画です。映画自体は2007年に公開、インドでヒットした映画で、2007年の興行収入成績No.1の映画です。

Om Shanti Omのあらすじ

舞台は1997年代のボンベイ(ムンバイ)。主人公の売れない俳優オーム(シャー・ルーク・カーン)は、人気女優のシャンティ(ディピカ・パドゥコーン)に恋をしていた。家の近所にシャンティの大きな看板があり、いつもその前で友人パップーと夢を語らっていた。

そんなある日、オームはシャンティと映画の撮影で一緒になる。シャンティが火に巻かれて逃げるシーンを撮影中、シャンティが火から出ることができなくなってしまう。周囲は火から逃げる一方、オームだけがシャンティを助けるため火の中へ飛び込む。オームは少し火傷をしたものの、シャンティを無事助けることができ、そのことがきっかけでオームとシャンティは友人となった。それから徐々に仲良くなっていく二人だったが、ある日オームはシャンティと有名映画プロデューサーのムケーシュ(アルジュンラーム・バール)の会話を盗み聞きしてしまう。それは、シャンティはムケーシュと結婚しており、ムケーシュの子供を身ごもっているとの話だったのだ。ムケーシュにとって彼女との結婚は、映画界で自分がさらに成功していくためのもの。そんな彼にとって妊娠中の彼女は疎ましい存在となり、ついには彼女を映画撮影スタジオに閉じ込め、事故に見せかけて焼死させようとする。ムケーシュがスタジオから出た後、オームはシャンティを助けようとスタジオに入るがそんな彼も火傷とその後の交通事故により命を落としてしまう、オームとの交通事故を起こした車の中には妊婦が乗っており、オームが亡くなったのとほぼ同じタイミングで同じ病院で新たな命が誕生した。

それから30年後、インドの映画界には新たな大スターが君臨していた。名前はオーム。生まれながらにして火が大の苦手な彼は、あの妊婦が出産をした男の子だったのだ。オームは自分の前世を知り、オームとシャンティの無念を晴らすべく立ち上がる。

Om Shanti Omのおすすめポイント

おすすめポイント①〜見ていて飽きない早い展開〜

ボリウッド映画は2時間半から3時間の超大作。なかには、ちょっと途中で飽きちゃう映画もあります。この映画はテンポが早く、こちらも休む暇がないほど。初めてボリウッドを見る方にはちょうど良いスピード感です。シーンに合わせた挿入歌とインド映画らしく歌とダンスも多数。見ていて飽きがこないです。

おすすめポイント②〜適度なインド感〜

有名女優シャンティの衣装も素敵です。サリーやパンジャブドレスなどといったインドならではの民族衣装のほか、ドレスやブルカ姿など衣装にも注目したいところ。また、インド映画はインドならではの文化背景や宗教、カースト、地域差などがわかっていないと理解できないセリフや行動もありますが、この映画はそういったことを知らなくても十分楽しめます。むしろ、インドってこうなんだと文化を学べることも。この映画は輪廻転生をベースにしたお話です。日本でも輪廻転生の考えは知られていますので、そういった意味でも入りやすい映画になっています。

おすすめポイント③〜豪華な俳優陣〜

途中、生まれ変わったオームが俳優の友人たちとパーティを開くのですが、そこに出ている俳優・女優が超大物ばかり。この撮影の時に、演者の俳優さんですら興奮して飛び出してしまうハプニングもあるくらい現場も大興奮だったようです。それくらい、みんなのスケジュールがあったのが奇跡のようなメンバーです✨主人公オームを演じたシャー・ルーク・カーンが過去に映画で共演した女優さんも数多く出ていて、ボリウッド映画ファンにとっては夢の共演です❤️この映画を見て、気に入った俳優さんの映画を見てみるのもアリかも?!

おすすめポイント④〜ディピカのヒンディー映画デビュー作〜

女優:シャンティの役を務めた女優さんは「ディピカ・パドゥコーン(Deepika Padukone)」さん。今やインドのボリウッド映画界に欠かせない存在ともなっている彼女ですが、そんな彼女のヒンディー語映画のデビュー作がこちらの映画なのです。この映画で大スターシャー・ルーク・カーンとの共演で話題になり、それからというもののかなりの本数の映画に出演しています。とっても美人さんです❤️

おすすめポイント⑤〜日本語吹き替えで見られる〜

この映画は日本でDVD化されているので、日本語字幕や日本語吹き替えでも見られます😭
<ークリックすると飛びます

 <ー英語字幕を希望の方はこちら

なんと宝塚で舞台化!

なんと日本が誇る歌劇団、宝塚で2017年に舞台化されています。星組の紅ゆずるさんと綺咲愛里さんにより公演されました。インドにいたので残念ながら公演を見ることはできなかったのですが、ぜひ見た方から感想を伺いたいです!(ぜひコメント欄にご感想お願いします😊)

 

インド・ボリウッド映画ブームがきつつある日本!オーム・シャンティ・オームすごくおすすめなので一度ぜひ見てみてはいかがでしょうか❤️

1 Comment

[ボリウッド映画]ガーリーボーイ(GULLY BOY) | 元インド駐在員 夏葵のブログ

[…] 主演をランヴィール・シン、恋人役をアーリヤ・バッドが熱演しました。ランヴィール・シンは、前回紹介したOm Shanti Omに出演のディピカ・パドゥコーンの現在の旦那様❤️です。MCシェールを演じたシッダーント・チャトゥルヴェーディーは映画初出演らしいのですが、主人公ムラドを支えるサポーターとして堂々とした演技で好きになりました! […]

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です