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[ムンバイ]空港タクシーの乗り方、Uberや手配済みの車の見つけ方

初めて行く場所だと、まず心配なのが無事にホテルなどの目的地までたどり着けるかというところですよね。タクシーでの移動手段の中にもタクシー利用には複数あり、①プリペイド(先払い)の空港タクシーを利用する、②UberなどMetered/Postpaid(後払い)タクシーを利用する、③旅行会社や取引先の用意した車を利用する、といった方法がありますが、ムンバイ空港は国際空港で大きいので、無事見つけられるか心配になるのではないでしょうか。

そんな不安を少しでも軽減できれば嬉しいなと思いつつ、ムンバイの空港(ターミナル1)でのタクシーの乗り方をご紹介します。

ムンバイのタクシーの種類

ムンバイのタクシーは大きく分けて2つ

  1.  Prepaid Taxi(プリペイドタクシー)
  2.  Metered Taxi(メータータクシー)

プリペイドタクシーは、文字通り事前に決まった額を支払い乗るタイプのタクシーで、タクシーの車体は黄色と黒です。Cool Cabというのもあり、それはAC(冷房)完備のタクシーです。私は車体が黄色と黒のタクシーを使用しているのですが、それでも冷房をつけてくれることもあります(ドライバーの暑さと気分によるかと)。

メータータクシーは日本の公道を走るタクシーと同じで、事前に金額は決まっておらずメーターを使って走行し、目的地に到着した時点で支払額が決定します。メータータクシーは、Meru CabとOla Cab、Uberがムンバイの空港の公式HPでは、プリペイドタクシーの方がトラブルが少ないということで推奨しています。

タクシーの料金は?

料金は、プリペイド・メーターともに目的地の距離によって料金が変わります。そのため一概にいくらとは言えませんがムンバイのダウンタウンあたり(ムンバイ空港から25-30分くらいの距離)であれば、プリペイドはRs500-Rs600、メーターはRs625-Rs700程度が相場です。

どこで乗ればいい?タクシー種別による乗り場

タクシー乗り場は、どのタクシーを利用するかによって異なります。①のプリペイドタクシーの場合は空港出口を出て左側、②のMeru CabやOla, Uberといったメータータクシーならば真ん中のライン、③の自家用車(駐在員の車、ドライバー付き社用車etc.)や代理店手配の車は一番右側のラインになります。

①空港タクシー(プリペイドタクシー)を利用する〜予約編〜

タクシーの予約をする

①のプリペイドタクシーを利用する場合、まず航空会社に預けた荷物をバゲージクレームで受け取ります。受け取り後、空港施設を出る通路右側に”Prepaid Taxi”と書いてある看板があるのでその列に並びます。時間にもよりますがドライバーは、男性ドライバーか女性ドライバーか選ぶことができます。どちらのドライバーにするかにより並ぶ列が異なるのでご注意ください。

男性ドライバーと女性ドライバーどちらが良いか

これは意見がかなり分かれるのでなんとも言えないところです。空港のタクシーに限らず、男性でも女性でもぼったくってくる人は来ますし、運転スキルの良し悪しも人それぞれ・・・。夜間に女性が利用する場合は女性ドライバーが良いという意見もあれば、何かあった時に女性ドライバーでは助けてもらえないので男性ドライバーの方が良いなんて意見もあり。(地域によっては、夜間に赤信号で止まるとその間に盗難や強盗にあう可能性があるので夜間の赤信号は止まるな、という暗黙のルールがあったりも)

列に並んだら前の人と間を詰めて並ぶ!

日本人のパーソナルスペース(対人距離)とインド人のそれとはだいぶ異なります。また、間を空けていると、他の人が横入りしてくる場合もありますので、前の人との間隔は”小さな前習え”くらいのスペースにしておきましょう🌟

自分の順番が来たら

順番が来たら、まず行き先を伝えましょう。有名ホテルであればホテル名を。英語で書いてあるホテルバウチャーがあればそれを見せると良いです。それに英語で住所も書いてあれば完璧です❤️

その後、自分の名前(姓名どちらかでOK)、電話番号を伝えます。電話番号はインドでSIMを購入した場合はその番号を。言われた金額を払い、上記のようなレシートをもらいます。金額はレシートに書いてある金額と合致しているか確認し、お釣りもきちんともらいましょう!!大量の荷物を持っている場合は、別途Luggage Chargeが取られる場合があります。

その場を離れる前にレシート内容チェック!

レシートを貰ったら、その場でチェックしてほしい項目がいくつかありますので、その場を離れる前に確認して、もし異なるようであれば窓口スタッフに伝えましょう。

①目的地(Destination):レシートの上から1/3あたり書いてある大文字の部分に”Destination”という箇所がありますので、そこに自分の行きたい目的地が書いてあるかどうか確認しましょう。

②金額(Passenger’s Amount):レシートの下の方に太字で書いてある部分です。これが支払額になっているので、支払った金額(お釣りがある場合はお釣りも)を確認しましょう。

①空港タクシー(プリペイドタクシー)を利用する〜乗車編〜

タクシー乗り場へ向かう

このレシートを持ってタクシー乗り場へ向かいましょう。乗るタクシーは決まっていて、レシート上部に大文字で“Veh Reg No:MH(数字2ケタ)(アルファベット2ケタ)(数字4ケタ)”というのがそれにあたります。これが、自分が乗るタクシーの車両ナンバーになりますので、このタクシーを探せば良いです。ムンバイの車はすべてMHから始まるので、末尾4ケタで探すと早いですよ。

タクシー乗り場は、空港出口を出て左側。他のレーンと違い、手すり付きの特別レーンが付いていてドライバーが外に出てたむろしています。手すり付きの特別レーンを通って、タクシーの近くにいきタクシーを探します。見つからなければ、その辺に立っているドライバーに声をかけると一緒に探してくれますよ。

タクシーに乗る

無事にドライバーとタクシーが見つかったら、荷物を載せてタクシーに乗ります。この時に、必ずレシートに書いてある車両ナンバー(Veh Reg No)と合致していることを確認しましょう。そして、タクシーに乗ったら、行き先の確認をしましょう。「◯◯Hotel, please.」でも良いです。タクシードライバーの人がそれでわかればそれで言ってくれますし、知らないといったり伝わってなさそうであれば「Marine Drive」や「Powai」地区や地名を伝えるか、「Near Gateway of India」など周辺のランドマークを伝えるのも一つ。

目的地まで乗るだけ

あとは乗っていれば目的地に到着しますが、心配な方はGoogle Mapなどで方面があっているか確認しながら言っても良いと思います。私は初めて行く土地で土地勘がなかったり、夜間の利用の時は自分でもGoogle Mapでルートを確認するようにしています。

追加料金がかかることも

ムンバイにはBandra-Worli Sea Linkという橋があります。高速道路なのでこの橋を利用すると目的地まで(多分)早く到着しますが、利用する場合は別途通行料がかかりますのでご注意ください。通行料といっても大した金額ではなくRs100以下なので、利用する/しないは人それぞれかと🌟もし使いたい場合はドライバーに事前に伝えておく(”Please use Sea link”とか簡単な英語でOK)か、道中で聞かれた場合に使う旨を伝えれば良いです。使いたくない場合も同様です。

ですが、そもそも目的地の場所によってはここを使わないこともあるので、あくまでも目的地の方角にこの橋がある場合に限ります。

①空港タクシー(プリペイドタクシー)を利用する〜下車編〜

タクシーが目的地に着いたら、荷物を降ろして、携帯やパスポートなどの忘れ物がないかも確認して下車します。この時点で支払うものは特に何もありません。(もし、Sea Linkを利用した場合は、その分の支払いが必要になるかもしれません。)

チップは基本支払わなくても良いですが、運転が丁寧だったり重たい荷物を運ぶのを手伝ってくれたりなど、期待以上のサービスをしてくれた場合は御心付として少し(数十ルピー)程度渡すのも一つのお気持ちだと思います。

ここは人によりけりなのでなんとも言えませんが、特段なにもしていないのにチップを渡すのはあまりお勧めできません。(あくまでも空港タクシーの場合で、自家用車や代理店手配の場合は除きます)というのも、大したサービスをしなくても日本人ならチップをくれる、と考え後々他の乗客に法外なチップを要求してくるドライバーが出てこないとも言えないからです。基本的にPrepaid(先払い)タクシーの場合は、下車時の支払いは不要です。

下車後はお礼を言ってドライバーと別れれば、目的地に到着。タクシーの旅も終わりです。

 

いかがでしたでしょうか。ムンバイは金融都市とも言われ、またインドのボリウッドスターが多く住む地でもあります。ぜひ、ムンバイを安全にかつ楽しく堪能してください❤️

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